AJBジュエリーバッグ®協会にはには、2作品・4作品認定講師養成コースのほかに
ジュエリーバッグ®プラスがあります。
1作品1dayで資格取得可能で、3コースあります。
今回は、ジュエリーバッグ®プラスコースについて、三浦紀子代表にお話をお聞きしました。

インタビュアーくれや（以下K）：ジュエリーバッグ協会には、ジュエリーバッグ®プラスコースがありますが
ジュエリーバッグ®プラスコースを増設されたのは、どういう経緯があったのでしょうか？

Norico先生（以下N）：ジュエリーバッグの作品は、とてもデザイン性の高いです。
それがジュエリーバッグをご支持していただく理由でもありますが
その反面「難しそう」「自分には出来そうもない」というお声も多いんです。
難しそう・・・出来るかな？・・・でもやっぱりやってみたい！
そういったお声にお応えするために、簡単で手軽に作れるコースを増設しました。

K：確かにクオリティーが高い分、自分には無理かもと感じる方も多いでしょうね。
ジュエリーバッグ®プラスには、「トート」「クラッチ」「バニティー」の3つのコースがありますが
サイズや編み方にルールを設けていますが、それはどういった理由からですか？

N:「自由にしていい」「好きなようにしていい」と言われても
どうしたらいいのかわからない方が多いことに気づいたんです。
「自由にしていい」ことが、かえって混乱を招くこともあると。

K：自由＝かえって戸惑ってしまうという事ですね？

N:はい、そういう方が多いと気づきました。
私にとって『自由にしていい』は、『選択肢が増える』『好みのものに出来る』
そんなメリットしかなかったけど、そうではないんだと知りました。
なのでジュエリーバッグプラスは簡単で手軽にできること、
そして誰でも差異なく、同じものが作れることを目指して
サイズや編み方のルールを設けています。

K:なるほど、そういう理由でスタートしたコースなのですね。
ところで、ビジネスの世界では「ターゲット」と言ったりしますが
どんな方がご受講してくださる・ご受講してほしいというような想定はありましたか？

N:まずちょっとかじってみたいけど、難しそうで躊躇している方
に受けていただきたいと思いました。
あと、ネイルやエステ、ブティックなどのオーナー様など
女性顧客をすでにお持ちの方で、既存のメニュー以外のことをやってみたい方ですね。
そのような方に受けていただけるコースを作ることで
レッスンを受ける方の間口が広がり、認定講師の集客に繋がればと思って作ったコースです。

K:2作品・4作品コース受講を、技術的なこと、時間的なこと、金額的なこと
などの様々な理由で躊躇している方も
1作品で講師資格が取得できるプラスなら気軽に受講できますね。

N：認定講師の活躍の場を広げたい！という気持ちがいつも大前提としてあります。

K:そういう経緯だったんですね。
ジュエリーバッグの2・4作品コース講師の方で
ジュエリーバッグ®プラス講師の資格を取得しようかどうか・・・
など迷っている方もいらっしゃると思いますが
そういった方へのアドバイスやメッセージなどありますか？

N:ジュエリーバッグ®プラスに限らず、受講する作品は自分の考えやスタイルに合わせて
取捨選択してほしいです。
みんな受講しているから、、、とか
誰かに気を使って、、、とかそういう理由ではなく
自分が好きだと思えるものか、自分のクラスの生徒さんに向いている作品かと考え
主体的に選んでほしいです。
主体的に選ぶことは、人生全般に繋がっていくことですから。

インタビュー後記）

1作品・1デーレッスンで簡単に資格が取れるジュエリーバッグ®プラスですが
単に「簡単」「手軽」なコースという事だけではなく
認定講師の活動の間口を広げるという、大前提ありきで始められたコースだと
いう事が、今回お話を聞いてよくわかりました。

バッグひとつの事だから、受講してもしなくてもさして大きなことではない気がしますが
そういった小さな選択が、大きな人生の選択に迫られた時にも影響されます。

ジュエリーバッグと関わってくださる講師の皆さまに
バッグを作ることだけではなく、Norico先生が伝えたいことがあり
今回のインタビューで、上手くお伝えでききるといいな、、、と
思いつつ記事を書きました。