毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

11回目は「Tweed風ツイストバッグ」です。

インタビュアーくれや（以下K）：10月に入り、ずいぶん過ごしやすくなりました。
バッグもそろそろ冬支度！というわけで、ファーを使った「Tweed風ツイストバッグ」
考案者のH先生にお話をお伺いしました。
Tweed風ツイストバッグを考案されるきっかけを教えてください。

考案者H先生（以下H)：Tweed風ツイストバッグは、認定講師コース受講中から考えてました。
ツイード風のバッグを持ちたかったのと、ちょうど寒い時期だったので
ファーを使ったバッグを作りたかったんです。

K:認定講師コースご受講中に、すで考案されていたのですね！
Tweed風ツイストバッグが完成するまでに一番のご苦労は何でしたか？

H:Tweed風ツイストバッグを作る苦労というより、とにかく使える資材が少くて・・・
5㎜テープも今では色数も豊富ですが、当時は色のバリエーションが数色しかありませんでした。
なので当時は一色で作るのが主流でした。

K：テープの色数、そんなに少なかったのですね。

H:金具なども少なくて、その少ない材料の中からみなさん工夫されていた時代です。

K:協会設立当時と言っても数年前なのに、何十年も前の話のようですね。笑
その少ない資材の中での多色使いのツイード風なんですね。

H：簡単にツイード風になるような通し方を考えました。
レシピの最後テープを入れる順番やいろんなパターンの写真を掲載しました。

K:親切なレシピですね！
その他にも工夫した点があれば教えてください。

H:レシピは丁寧で細かい部分までわかりやすい！と褒めていただきました。
工夫と言え、ファーを斜めに通しています。
実は、ファーテープをカットせず、1本で2段通していくんです。

K：そうなんですね！
写真ではそこまではわからないので、お聞きできてよかったです。
ところでファーではなくリボンを使っている作品もありますよね。

H:はい、寒い時期だけではなく、他の季節でも使っていただけるように
リボンでもお作りいただけます。
コスト的なことを考えて、ジーンズをカットしリボンにする方法も
ご説明しています。

K:それは嬉しいです！H先生の細やかなお心使いにあふれるレシピですね！

「Tweed風ツイストバッグ」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

この作品は本当にレシピが親切なんです。
考案された時期も関係するのでしょうか？

初心者の方が見ても分かりやすく、作りやかすいというお言葉は、私もよく耳にします。
私も含めて考案講師にとってレシピをわかりやすく作るということは、永遠の課題です。
やたらめったら解説することがわかりやすいのではなく、要点をおさえて、
作ってくださる方のことを想像しながら作成すると、自ずとポイントが見えてきます。
いわばレシピのわかりやすさは、思いやりと想像力の賜物なのかもしれません♡

そんなTweed風ツイストバッグ‼︎フリーレッスンの皆様も、
色遊びでまた違った楽しさを見出していただける作品ですので、
是非作っていただきたいなと思います♪