毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

18回目は「Diagonal/ディアゴナル」です。

インタビュアーくれや（以下K)：今回は「Diagonal」についてお話をお聞きしたいのですが
とてもシンプルで使い勝手がよさそうなバッグですね。

考案者O先生（以下O)：使いやすいバッグですが、作りやすさにもこだわりました。

K:作りやすさのポイントはどんな部分でしょう？

O:Diagonalはテープ処理がほとんどないんです。
そこが一番の作りやすさのポイントです。

K:テープ処理がないんですね！
テープ処理が苦手な私にピッタリです。笑

O:私もテープ処理が苦手なんです。
それで、テープ処理をしなくていい方法を考えました。

K:苦手なことって悪いことばかりではないんですものね。
苦手を克服するのではなく、そもそも苦手なことをしなくていい方法があれば
それに越したことはありません。
テープ処理以外は、どんな工夫がありますか？

O:持ち手が表に出ないところでしょうか・・・

K:ほんと！（写真を見ながら）内側につけてるんですね。
付けている位置も、外側からわからないしスッキリしてますね。

O:あと、強度にもこだわりました。

K:女性はけっこう持ち歩くものが多いので、強度も気になるところです。
シンプルだから飽きずに使えますが、シンプルだからこそ作り手の個性が出せるという
側面もありますね。

O:色使いでも個性が出せますが、どんどんアレンジしていただきたいです！

K:アレンジOKなんですね。

O:ライセンス作品は、スキルアップのためのものだと思っています。
ライセンスを取得してくださったみなさまが、お好みのものにアレンジしてくださると
嬉しいです。

「Diagonal」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

シンプルな見た目からは、なかなか新しさを感じることは難しいかもしれませんが、
ディアゴナルの最大のポイントはテープの繋ぎ目が少ないことです。
いわゆる処理工程が少ないということ。
これは他の作品にはない、ディアゴナルならではの技です。
見た目にはわからない感心してしまう技に一度触れていただきたいと思います。

シンプルだからこそ、持つ人、ファッションを選ばない点もディアゴナルのポイントです。
私が特におすすめしているのが和装ファッション。
浴衣やお着物に持ちたいとおっしゃる方には、必ずおすすめしています。

『シンプルな作品こそ、その完成度が最も重要な要素である　by NORICO』