毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

19回目は「sunny/サニー」です。

インタビュアーくれや（以下K):M先生の作品で前回ご紹介させていただいたRaburie/ラブリエ
と同じ、棒針（二本針）で編む作品sunnyをご紹介させていただきます。
編んだヤーンと蓋部分のファーの組み合わせがとても素敵ですね！

考案者M先生（以下M)：蓋の部分は、基本はファーなのですが
取り外しが可能なので、レザーやツイードなどに変えていただけるんですよ。

K:では、寒い時期だけではなく通年使えますね。
sunnyを考案された経緯を教えてください。

M:編んだヤーンとファーの組み合わせてバッグを作りたいなと思い考案しました。

K:M先生が欲しい、持ちたいバッグですね。

M:編むのが大好きで、新しい作品を考えているとすごく楽しいんです。
イメージが形になる瞬間が、一番楽しいです。

K:楽しまれて作られているのが伝わってきます！
sunnyで工夫された点やこだわりは、どこでしょうか？

M:カデナタイプ（ベルトがついているタイプ）と金具だけのものを選んでいただけます。
蓋が付け替えれるようにしたことと
開け閉めが簡単にできる工夫をしています。
長財布が入って、開け閉めしやすいように考えました。

K:個人的にもよく使うのは
長財布が入るサイズで開け閉めしやすいバッグです。

M：あとは最初から台形をイメージしていたので
理想の形になるように、サイズや奥行（厚み）などこだわりました。

K：公認ライセンス作品の基本の大きさよりも、少し小さいものもあるんですね。

（＊画像は小さいサイズで、ヤーンとテープを交互に編むRaburie/ラブリエとのコラボ作品）

M:はい、小さいサイズはライセンス申請していただくとレシピをお渡ししています。

K:小さいサイズも可愛いですね。
ショルダータイプというのか、ポシェットというのか・・・
持ち手を長くするとパーティーなどの華やかな装いのシーンでも映えますね。

「sunny」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

当協会の編むジュエリーバッグは、基本的にガーター編みのみで作ります。
サニーを始めとするザイン性に富んだ作品も
認定講師講座で習得した知識と技術をベースに考案されますので、
編み物初心者様にもお楽しみいただくことが出来るのです。
編む部分は基本技術のみ。そこに異素材や他のクラフト技術を合わせることで、
見た目からは想像できない気軽な工程の作品が誕生します。

編み物初心者様で編むことに不安を感じている方や苦手意識のある方にこそ、
編むジュエリーバッグを作ることで、『そうじゃないんだ』と知っていただきたいです。
そしてその満足感、達成感を味わっていただくことで、
ジュエリーバッグの楽しさや面白さを体感いただきたいと思います。

私自信、ジュエリーバッグで初めて編み棒を握りました。
編み物一年生にとって、何が難しく、何が分かりにくく、何が大変か、
それを感じる最中に設立したジュエリーバッグ協会は、
編み図がなくても、読めなくても可愛いバッグが作れる作品に溢れています。