毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

29回目は「Room shoes/ルームシューズ」です。

インタビュアーくれや（以下K):すごいですよねー、ルームシューズを作ってみようって発想が！
いきなり失礼しました（笑）ほんとにすごいな！と思って。
ルームシューズを作るきっかけは何だったんですか？

考案者O先生（以下O)：手作りは昔から大好きだったんです。
ジュエリーバッグと出会い色々教えていただいて
自分でも何か作れないかな・・・と思っていたのですが
手芸屋さんで、スリッパ底を見つけたんです。
スリッパ、作れるんだ！と思ったのが最初のきっかけです。

K：たまたま出会ってしまったんですね。
初めてのオリジナル作品が、ルームシューズですか？

O:ルームシューズの前に、スマホケースとショルダーバッグを作りました。

K：スリッパ底との出会いから、ルームシューズ完成までは時間的にはどうですか？

O:形になるまで時間かかりました。
きれいな目にするために、編み図の工夫を重ねましたし
フェルト底は滑るので、裏ににつける滑り止めなどを探したり。

K:今まで例のないものですし、参考になるものもありませんしね。

O:シンプルにしようと思っていましたが
きれいに仕上げようと思うと、どんどん難しくなってくるんです。

K:なるほど・・・そういう事もあるでしょうね。
どこまで美しさを求めるのかも、見極めが難しいところですね。
ところで、ふんわり編んだチュチュヤーンバージョン可愛いですね。

O:チュチュヤーンを使用することで、実用的になりました。
ふんわりと仕上がるのでクッション性があるんです。

K：確かにそうですね！3㎜テープで編みつける最初のバージョンよりも
クッション性は高そうですよね。

O：チュチュヤーンは幅が広いので、サイド部分の仕上げもやりやすくなりました。

K:可愛いだけではなく、実用性も高まるっていいですね。
去年の夏頃だったと思いますが、マニラヘンプヤーンで作ってらっしゃいましたよね。
あのルームシューズも素敵でした。
他のヤーンで作ってみるのも楽しいかも！

O:季節ごとにヤーンを変えて作っていただけると嬉しいです。
教室で使っていただいたり、プレゼントにもいいのではないかと思います。

「Room shoes」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

初代デザインから、最近セカンドデザインにバージョンアップされましたルームシューズ。
圧倒的な人気で、SNSで見かけない日はありません。
もちろん実際に履いていただくこともできますし、
お部屋に置くだけでもインテリアとして楽しんでいただけます。
素材の特徴を最大限にいかしたルームシューズは、全26色。
『全部可愛くて選べない』というクレームがあるとかないとか(笑)

当協会の公認ライセンス作品は、考案者の工夫と日々の努力で、
どんどんレベルアップしていくことも特徴の一つです。
以前お作りいただいた作品でも、また雰囲気を変えて新たに生まれ変わった姿で、
皆様のお目にかかる日がくるかもしれません。
その際はどうぞよろしくお願いします。