毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

36回目は「Helen/ヘレン」です。

インタビュアーくれや（以下K):2週続けてN先生作品のご紹介になります。
今週は「Helen」についてお話をお聞かせください。
とても可愛いバッグですが、こちらのバッグをご考案されたきっかけを教えてください。

考案者N先生（以下N)資材屋さんでレザーを見つけて「これを使ったバッグ作ろう」
と思ったのがきっかけです。

K:素材からのインスピレーションなんですね。
個人的には、一度も湧いてきたことはありませんが・・・笑
独特のフォルムですが、平面のネットでこんな形に出来るんですね。

N:バッグの底の部分がポイントなので、ずいぶん考えました。
思いつくままにネットカットして、これならできるかな？という方法に行きつき
一人で盛り上がって作りました。笑

K:この形にできそう！と思ったら、一人で盛り上がりますよね。笑
ヘレンというネーミングの由来は？

N:作るのを見ていた方が
ヘレンケラーの「Water！」並みの大発見だとか、神がかり的！だとか
言ってくださって・・・
そうそう、それで「ヘレン」って名前なんですよ。
西川きよしさんの奥様ではありません。笑

K:あ、違うんですね。
（って、そう思っていたわけではありませんが。笑）
それにしても、よく考えはりましたよねー。

N：「先生は無理って思わないんですか？」って聞かれることもありますが
思います、思いますよ！
失敗した残骸がいっぱいあります。
でも、そう思いつつもやるんです。

K:その原動力はどこから来るのでしょうか・・・
ところで、ヘレンに使用しているレザーは、協会オリジナル資材の「HUNG」
として商品化されましたね。
以前、市販されていたものとの違いはありますか？

N：質が違うので、手触りが全然違いますね。

K:そうなんですね！
リバーシブルなのも嬉しいですね。
そもそも形自体が、オリジナリティーに溢れていますが、ヘレンならではのこだわりは？

N:「底から見ても美しい」に、こだわりました。
様々な部分を計算して作っています。
ラメルヘンテープの5㎜を使っているのも「ハリを出す」ためです。
収納力アップのための工夫もしていますし
HUNGもねじカシメでとめるので、付け替えられます。

K:計算しつくされた美しさなんですね！

「Helen」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

ネットカットが特徴的なヘレンは、これまでのジュエリーバッグ にはないデザインで、
皆様の目にも大変新鮮だったと思います。
このヘレンをきっかけに、オリジナル商品も誕生し、
協会としても力を入れて取り組んでいる作品の一つでもあります。
受講くださる皆様に楽しんでいただけることはもちろん、
作品の更なる進化と発展の為に、このような形でサポートすることも協会の勤めだと思っています。
『HUNG』を始め、協会オリジナル商品は、全てのジュエリーバッグ にご使用いただけます。
次はどのような作品が誕生するのか、N先生にもHUNGにも期待しています。

＊HUNGは「ジュエリ―バッグPlusコース・トート」にもお使いいただけます。