毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

4回目は「precious/プレシャス」です。

くれや（以下K):早速ですが、プレシャス考案のきっかけを教えてください。

考案者Y先生（以下Y）：まず自分が持ちたいバッグが欲しかったことです。

K：デザイン的にですか？

Y：デザインもですが、自分が持ち歩く荷物が全部入って
あと、バッグの中に仕切りがあればいいなと。

K：バッグとしての機能面でも「こんなのあればいいな」が全て盛り込まれているんですね

Y：そうですね。中に入れるものに合わせて、サイズも決めました。
お財布、携帯、ハンカチ・・・お出かけに必要なものがすべて収まるサイズに。

K：デザインはシンプルでスッキリした印象ですね。

Y:シンプルなものが好きなんです。ファッションもモノトーンが多いです。
なので自分で作るバッグはモノトーンが多いのですが
お好みの色で作ってくださって、がらっと雰囲気が変わったプレシャスを見せていただけるのも楽しいです。

K：デザインがシンプルな分、色で印象が変わりますね！
　完成までに、ご苦労された点や工夫された部分はどのあたりですか？

Y：当時は持ち手や金具など、手に入るものの種類が少なくて
納得いくものに出会うまで結構時間がかかりました。
あとは、仕切りの部分に試行錯誤しましたね。
どんなふうに仕切りをつければいいか、と考えていたんですが
ある日クラッチバッグを作っていて「こうすればできるかも！」とひらめきました。

　
K：やはり常に考えてらっしゃるんですね。
　元々手作りはお得意だったんですか？

Y:手作りは好きでした。洋裁を習ってましたし、自分の使いたいものを
イメージ通りに作れるのがいいですね。

K：preciousを、こんな風に使ってもらえるといいなー！などありますか？

Y：日々のお出かけに使ってもらえると嬉しいです。
多少荷物が多くなっても入りますし、シンプルなデザインなので
どんなファッションにも合わせやすいですし
ショルダーにもなるので、便利だと思います。

K：いつも荷物の多い私にもピッタリサイズな気がします。
これからも素敵な作品を生みだしてください！

「precious」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

完成まで色々と試行錯誤されていたことを今でも覚えています。
間仕切りのあるバッグはこの作品が初めて。ジュエリーバッグの進化を感じた作品でした。
シンプルで機能的、『ちゃんと使えるバッグ』として、これからもたくさんの方にプレシャスを楽しんでいただきたいです。

インタビュー後記）
ジュエリーバッグと出会って良かったことは
「人とのつながり」
と即答されたY先生。
ジュエリーバッグという共通の「好きなもの」があると
打ち解けるのも早いですね。

単にバッグを作るだけではなく、レッスンでのみなさんとの会話や
レッスンを離れた場所でのお付き合いも、楽しんで充実しているご様子が
伺えました。

(インタビューと文/くれや萌絵）