毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

6回目は「Raburie/ラブリエ」です。

インタビュアー・くれや（以下：K）インタビューでは初めてのご紹介となる、二本針で編む作品です。
編み物は昔からされてました？

考案者・M先生（以下M)：小学生のころから本を見ながら編んだのが始まりで
その後、マフラーや手袋、セーターなど編んでました。
自己流と言うか感覚で編んでいたので、編み物的に正しい編み方なのかは・・・（笑）

K：ラブリエですが、写真ではよく見ないとわからないですが、テープとリボンで編むんですね。

M：そうなんです！テープとリボンを一段ごとに交互に編みます。
なので、とても軽い仕上がりです。
持ち手も編んでるので、肩に食い込んで痛くなりにくいです。
リボンを使っているので、手にも負担が少なくて飽きずに編めますよ。

K：それは使いやすそう！ちょっとしたお出かけにもちょうどいいサイズですね。

M:はい、お気に入りの場所にいくような「ちょっとしたおでかけ」の時に持てるバッグが欲しいな・・・
と思い作りました。

K:作品になるまでに、苦労したところはどこでしょうか？

M:いろんなサイズを作りましたが、苦労というよりは楽しかったです。
工夫した点は、繋ぎ目が一直線になるように工夫しました。
あと、編み物で作ると金具をつける土台が柔らかかったり、厚みの問題もあり
今のように、市販で入手できる金具もそう多くはなかったので
手に入りやすいもので作るための工夫をしました。
金具は編んだベルトに取り付けますが、バッグの口が広がらなくていいとのお声をいただいてます。

K：金具の縦使いも可愛いですね。

M：マグネットで簡単につけるものもありましたが、技術のスキルアップも考慮して選びました。

（写真は3㎜塩ビテープと、協会オリジナルヤーン「グロッシーリボン」で作った作品）

K:テープとリボンで編むという事ですが、使用するリボンはすぐに決まりました？

M：リボンも色々試してみて、滑りが良くて編みやすいものを選びました。
協会オリジナルのグロッシーリボンを使ったり、リボンはお好みでアレンジしていただけます。
写真ではわかりにくいですが、テープもリボンもキラキラです。

K：楽しそう！編みたくなってきました。

「Raburie」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

〝編み物〟というだけで、つい敬遠しがちな方が多いですが、そんな方にこそ作っていただきたいと思います。
M先生の考案する作品は難しい技術は必要ありません。
『色んな方に編み物の楽しさを知って欲しい』いつもそう話すM先生が考えた作品は、
初心者様でも綺麗に簡単に楽しく作れることを念頭に考案されています。