毎週水曜日恒例の公認ライセンス作品のご紹介

⇒Norico先生インタビュー「公認ライセンス制度について」

37回目は「ilia/イリア」です。

インタビュアーくれや（以下K):今回はセカンドライセンス「ilia/イリア」
バラのモチーフでつぼみのようなふっくらしたものから、大きく開いたものまであるんですね。
この作品を考案されたきっかけを教えてください。

考案者F先生（以下F)：どうしても少しづつ余ってしまうテープの活用法はないかと、色々考えていました。
実はこの作品は、元々は別の素材で作っていたものなんです。
ラメルヘンテープで作るとどうしても浮きやすくなるので
向いていないと思っていたのですが
「浮き」を解消して、ラメルヘンテープの特性に合うように改良したものです。

K:素材の特質によって、向いているデザインと不向きなものがあるんですね。
アレンジは、どんなものがありますか？

F：チャームとして作りましたが、コサージュ、リボン、ブローチなどにアレンジ可能です。

K:リボンとも相性いいですし、色々アレンジも楽しめそうですね。

F:あと、箸置きや帯どめ、3㎜テープで作って、2つ繋げて揺れるタイプのピアスなど・・・

K:アイデア次第でもっと広がりそう！
リバーシブルもあるんですよね。

F:チャームにするなら裏表がない方がいいかなと思って、レシピを改良して配布しました。

K:何色かのテープで作っているものもありますね。

F:レッスン時には、色を変えて作ったほうがわかりやすいんです。
慣れれば簡単なんですが、最初は戸惑う方もいらっしゃいますので
レッスンでは色を変えて、最初は3色で、次に2色、その次に1色で作っていただくと
理解しやすいと思います。

K:なるほど！
イリアは、公認ライセンスを目指して作ったものですか？

F:いいえ、、、全くそういう風には思っていませんでした。

K:では、何かきっかけがあって？

F:はい、Norico先生に「来年はライセンスも考慮に入れてくださいね」とコメントいただいたこと
そしてyearend　partyで思いがけずMVPをいただいたことが、
とても大きな後押しになりました。
こんなに簡単なものでもいいのかな？と思いつつ、勇気を出して審査をお願いしました。

K:それは大きな後押しでしたね！
ところでイリアというネーミングの由来は？

F:ギリシャ神話の中で、女神に仕える女官の名前です。
使っていただく方を、引き立てる存在になればと願って名付けました。

K:素敵なネーミングですね！
先生とジュエリーバッグの出会いを教えていただけますか？

F:アクセサリー作りのレッスンに申し込んだのですが
レッスンを受けれるまで、少し時間がかかって・・・
その先生がジュエリーバッグも教えてらしたので
アクセサリーのレッスンまでの間に、ジュエリーバッグを教えていただいたんです。
実は、ジュエリーバッグは以前から知っていたのですが
レッスンを受けようとは思っていなかったんですが
ひょんなことからレッスンを受けると、もう楽しくて楽しくて夢中になりました。

K:そんな出会いもあるんですね。

「ilia」についてAJB代表・Norico先生からメッセージ

SNSにアップされているのを初めて見た時から、イリアの『ライセンス登録』を願っていました。

ライセンス登録とは、当協会オリジナルのシステムで、
発展的かつ独自性のある作品を協会の公認作品として登録し、
その考案者には特別な商業権を与えています。

昨年あたりから、セカンドライセンス(バッグ以外の小物)の登録に力を入れたいと考えており、
そのセカンドライセンスに求めることは〝簡単〟である事も条件の一つです。
長く認定講師をしていると、忘れががち⁈マヒしがち⁈なポイントではありますので、
インタビュー記事内でもF先生がおっしゃっているように、
『こんな簡単なものでいいの？』となる訳です。
が、セカンドライセンス作品は、体験レッスンメニューにもなり得る為、
『誰もが気軽に作れる素敵なもの』が良いのです♡

テープに触れていただき、作る楽しさや喜び、満足感や達成感を味わっていただく
体験レッスンのメニューとしても取り入れられそうな、〝簡単で素敵な作品〟が
もっと沢山増えるといいなぁと思います。

【体験レッスンご希望の方へ】
体験いただける作品メニューは各サロンで異なりますので、
気になるサロンへ直接お問い合わせください♡